たとえ非効率だろうと
お悩みは最後までじっくり聞く
それが私の弁護士像
古くから城下町として栄えてきた富山県富山市。市内には史跡やお城がいくつも点在し、古きよき町並みに風情を感じられます。富山のランドマークである「アーバンプレイス」のなかにアディーレ法律事務所・富山支店がございます。弁護士に依頼するメリットや支店に寄せられるご相談内容などについて、支店長の松本黎弁護士に聞きました。
- ご相談を受ける際に心がけていること、弁護士としてのモットーは何ですか?
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私が心がけているのは、「相手の悩みをじっくりと聞くこと」です。
弁護士事務所に来る人はさまざまです。説明が苦手な人もいらっしゃいますし、法律的な部分とは関係のない話に脱線していく人もいらっしゃいます。
しかし、そういう場合でも時間が許す限りはできるだけ話をさえぎらず、聞けるだけ話を聞こうと考えています。場合によっては何時間もかかることもありますし、一度の来所では話しきれず電話や事務所に再度おいでいただくなど、何度もお話しする機会を設けることもあります。おそらく非効率なのでしょう。ここまではしない弁護士もいると思います。
でも、私ならば話を聞いてくれない人間に相談などできませんし、そのような法律事務所を「身近な法律事務所」だとは思わないでしょう。
私がほかの人に相談するとしたら、相手にどうして欲しいのか。それを考えた結果が「相手の悩みをじっくりと聞くこと」だったのです。 - 「弁護士になってよかった」と、仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
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私が相談に乗った結果、依頼者の方の悩みが解決した瞬間を見るときです。
当事務所が扱う事件の性質上、弁護士のできることは対症療法、つまり今ある状況をとりあえず何とかして、依頼者の方が新しい一歩を踏み出すための土台作りをするものが多くなります。現に、債務整理そのものは弁護士が力になれます。
しかし、借金の原因や収入状況などを解決するのは本人やその周りの人の頑張りが必要になるのです。これは離婚やB型肝炎など、当事務所が扱うほかの分野でも同じことがいえるでしょう。
弁護士が力になれる部分は依頼者の方が抱えている大きな問題のうちのごくごく一部でしかありません。
とはいえ、私が依頼者の方のために動いたことで、たとえごくごく一部であってもその方の悩みが解決した瞬間は「弁護士になってよかった」と思えます。 - 富山支店にはどのようなご相談内容、ご相談者の方が多い印象ですか?
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富山県は、他県よりも全体的に収入が高いことや、持ち家率の高さからもわかるように、県民全体の資産形成がしっかりしていると感じます。そのせいか、ほかのアディーレの支店よりも、債務整理のご相談にいらっしゃる方は少ないように思います。
また、県民全体の傾向として、「借金があっても何とか返すつもりだし、債務整理までは必要ないだろう」というお考えの方も多い印象です。しかし、債務整理は早く手をつけるに越したことはありません。自力で返済を続けていくよりも、早めに債務整理をしてしまったほうが、生活の建て直しは早かっただろうなと感じるケースも少なくありません。「返済が苦しいな。返していけるのかな」という不安が頭をよぎったら、できるだけお早めにご相談いただけたらと思います。借金の返済に悩む生活から抜け出せる日が近づくかもしれません。
- 弁護士、また、アディーレ法律事務所に相談・依頼すべき理由やメリットは何ですか?
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アディーレ法律事務所・富山支店は、富山駅から徒歩2分の「アーバンプレイスビル」の6Fにあります。比較的閑静な駅の北側にあることで、人目をあまり気にすることなくご来所いただけます。「法律事務所へ足を運ぶのは誰かにバレそうで気が進まない…」と感じていらっしゃる方でも、安心してご相談いただける環境です。
また、弁護士・事務員ともに相談しやすい雰囲気づくりと、わかりやすい説明を心がけております。ご不明な点が出てきましたら、遠慮なくお声がけいただければと思います。一緒に不明点もお悩みも解消していきましょう!ご相談には何の準備もいりませんので、お気軽にご来所いただければ幸いです。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
- ご相談・ご依頼いただいたお客さまとの間で、印象に残っているエピソードはありますか?
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「借金が返せなくて生活が苦しい」という相談を受けたことがあります。
相談内容自体は当事務所でよくあるものなのですが、その方の場合は特に状況が悪く、このままでは当事務所に支払う弁護士費用すら用意するのが難しいとのことで、当初は依頼することすらためらわれていました。
しかし、話をよくよく聞いてみると、大きな額の過払い金が出ていそうな感触を得たのです。なので「何かあったらいつでも相談に応じますから、安心して当事務所に任せてください」とお伝えしたところ、ご依頼いただく流れとなりました。そうして実際に調べてみると、当初の私の直感どおりに過払い金が発生していました。その結果、その方は20年以上続いた借金生活から解放され、私たちも無事に弁護士費用を回収でき、めでたしめでたしという結果になったのです。
調査結果が出るまでは、「『安心してほしい』といっておきながら、これで何も解決しなかったらどうしよう…」と不安でしたが、自分の直感がうまく働いたという意味で印象に残っている案件です。 - 弁護士への相談・依頼を迷っている方へ向けて、メッセージをお願いいたします。
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世の中には、たくさんの弁護士がいますし、法律事務所も数多くあります。そして、依頼に対する姿勢や取り組み方、方針などもさまざまです。
そういった背景もあり、弁護士や事務所の選び方を知りたいという方が増えてきたように感じます。
実際、当事務所に相談に来られた方に、弁護士事務所の選び方を尋ねられたことがあったので、そのときの答えをもとに、私なりの着眼点をご紹介します。①費用体系をきちんと説明してくれるか
②説明がわかりやすいか
③弁護士と話していて自分と合うと思えるか弁護士として仕事をしていて、この3点のミスマッチが原因でトラブルになったという話をたびたび耳にします。
ですので、少なくとも私は、相談段階でこの3点にあまり納得いただけていなさそうな方に、依頼を強くすすめることはしないよう心がけております。
このような観点で弁護士事務所を比べてみていただき、その結果、「アディーレに依頼するのがよさそうだ」と思っていただければ何よりです。